イエイの評判は?お断り代行の実態とデメリットを宅建士が解説

イエイの評判を宅建士が検証

「イエイって、実際どうなの?」——不動産の一括査定を調べていると、必ず名前が出てくるサービスです。

先にお伝えしておきます。この記事は、私たちが実際にイエイで査定を依頼した体験記ではありません。書いているのは、公式サイトで確認できる事実と、宅建士としての実務的な見方です。

そのうえで、良い点だけでなく、弱点も隠さず書きます。提携社数が他社より少ないこと、匿名では使えないこと。提携先の弱点を書けないメディアの評価には、意味がありません

なお、査定額の妥当性を判断するには、先に相場を知る必要があります。国土交通省の不動産情報ライブラリで、近隣の成約価格を無料で確認できます。

この記事でわかること
  • イエイの運営会社と、サービスの基本情報
  • 強みである「お断り代行サービス」の実態
  • 提携1,700社は多いのか、少ないのか
  • 営業電話がしつこいという評判の真相
  • 匿名査定ができないという制約
  • イエイが向いている人・向いていない人
  • 宅建士の視点から見た、一括査定の使い方
目次

イエイとは|運営会社と基本情報

イエイとは|運営会社と基本情報

まず、事実の確認からです。すべて公式サイトに記載されている内容です。

項目 内容
運営会社 株式会社じげん(東証プライム市場上場)
開始 2007年(運営15年以上)
提携社数 1,700社
累計利用者 400万人以上
対応エリア 全国47都道府県
特徴 お断り代行サービス、サポートデスク
認証 プライバシーマーク(Pマーク)取得

運営元が上場企業であることの意味

一括査定サイトを選ぶとき、運営会社を見る人は多くありません。しかし、ここは意外と重要です。

一括査定では、あなたの物件情報と連絡先を渡すことになります。誰が、どう管理しているのか。運営元が上場企業であることは、個人情報の管理体制や事業の継続性を判断する材料になります。

イエイはPマークも取得しています。これも、個人情報の取り扱い体制について第三者の審査を受けている証です。

幅広い物件種別に対応している

見落とされがちですが、対応する物件の幅が広いのもイエイの特徴です。

公式サイトの入力フォームでは、分譲マンション・一戸建・土地に加えて、マンション一棟・アパート一棟・ビル一棟・ビル一室・工場・倉庫・店舗・事務所・農地・山林まで選べます。

一括査定サイトの中には、農地や店舗・工場を対象外としているサービスもあります。「一般的な住宅ではないものを売りたい」という場合、候補になりやすいといえます。

掲載する不動産会社に、独自の基準を設けている

もう一点、公式サイトが挙げているのが掲載基準です。イエイは、運営15年の中で独自に設けた掲載基準に沿った不動産会社のみを掲載しているとしています。

一括査定サイトの実務では、クレームの多い会社を登録から外す仕組みを持つかどうかが、体験の質を大きく分けます。誰でも登録できる状態だと、強引な営業をする会社が混ざりやすいからです。

ただし、基準の具体的な中身は公表されていません。「厳しい審査がある」という説明を鵜呑みにせず、紹介された会社は自分の目で判断する。この姿勢は、どのサービスを使うにせよ変わりません。

お断り代行サービス|イエイ最大の特徴

お断り代行サービス|イエイ最大の特徴

イエイを語るうえで外せないのが、お断り代行サービスです。

どういうサービスか

公式サイトには、こう書かれています。

サポートデスクの相談員があなたにかわって不動産会社へ代行連絡し、お断りのご連絡をさせていただきます。

想定されているのは、次のような場面です。

  • 「不動産の担当者の方が熱心で断りづらい
  • 対応が不誠実な会社があった」

見落とされがちな、いちばん重要な点

ここが本質です。公式サイトには、次のように明記されています。

イエイの加盟店以外のお断り連絡も代行しますのでご安心ください。

つまり、他の一括査定サイト経由で依頼した会社も、断ってもらえるということです。

これは地味に見えて、実務的には大きい話です。というのも、一括査定は2サイト併用が効果的だからです。大手中心のサイトと、地域会社に強いサイトを組み合わせる。すると当然、連絡してくる会社は増えます

そのとき、イエイ経由でない会社まで断ってもらえるなら、併用のハードルはぐっと下がります。

なぜ「断れない」が問題になるのか

「断るくらい自分でできる」と思うかもしれません。しかし、これが想像以上に難しいのが現実です。

相手は営業のプロで、熱心に対応してくれています。査定書を作ってもらい、時間を割いてもらった。その相手に「他社にします」と言うのは、心理的な負担です。

結果として、断れないまま、納得していない会社と契約してしまう。これは実際に起こることです。お断り代行の価値は、この「断れなさ」を外注できる点にあります。

お断り代行の要は、イエイの加盟店以外への連絡も代行する点です。公式サイトに明記されています。他社経由で依頼した会社も断ってもらえるため、複数サイトを併用する人にも効きます。

デメリット|提携社数と、匿名査定

デメリット|提携社数と、匿名査定

ここからは、イエイの弱点です。

提携1,700社は、多いほうではない

正直に書きます。イエイの提携1,700社は、一括査定サイトの中で多いほうではありません

提携2,000社を超えるサービスもあり、この点は他メディアでもイエイの弱点として指摘されています。「国内最大級」という表現は各社が使いますが、数だけで見れば、上には上がいます

ただし「社数が多い=良い」ではない

とはいえ、ここは冷静に見る必要があります。提携社数の多さは、そのままサービスの良さを意味しません

重要なのは総数ではなく、あなたの物件がある地域に、対応できる会社が何社あるかです。全国で3,000社と提携していても、あなたの街に1社もなければ意味がありません。逆に1,700社でも、その地域に強い会社が複数あれば十分です。

  • 提携社数は「全国の合計」であって、あなたの地域の社数ではない
  • 実際に査定を依頼できる社数は、地域と物件種別によって決まる
  • 数が多いほど、連絡してくる会社も増える(メリットとは限らない)

提携社数の多さだけで選ぶと、判断を誤ります。イエイの価値は「数」ではなく「サポート」にある、と理解するのが正確です。

提携1,700社は、一括査定の中では多いほうではありません。提携社数を最重視するなら、2,000社超のサービスのほうが候補は広がります。イエイの価値は「数」ではなく「サポート」にあります。

匿名では使えない

もう一つの制約です。イエイでは、匿名での査定はできません

査定を依頼する以上、物件情報と連絡先の入力が必須。つまり、「まだ売る気はないが、相場だけ知りたい」という段階の人には向きません。

その目的なら、国土交通省の不動産情報ライブラリを使うほうが確実です。実際の成約価格が、個人情報を渡さずに無料で確認できます。

これは優劣の話ではなく、道具の使い分けです。相場を知りたいなら公的データ。会社を選びたいなら一括査定。目的が違います

匿名で相場だけ知りたい人には向きません。イエイは査定依頼が前提で、個人情報の入力が必須です。相場を調べるだけなら、国土交通省の不動産情報ライブラリを使うほうが確実です。

「営業電話がしつこい」という評判の真相

「営業電話がしつこい」という評判の真相

イエイの口コミで、いちばん多い不満がこれです。

実際にある声

「査定結果はメールで来ると思ったが、いろんなところから電話が来て煩わしい」——こうした声は実在します。

これはイエイの欠点なのか

宅建士として、正確にお伝えします。これは、イエイ固有の欠点ではありません

一括査定の仕組みそのものが、そうなるようにできているからです。

  • あなたが5社に査定を依頼する
  • 5社があなたの情報を受け取る
  • 5社が連絡してくる

当たり前の話です。複数社に依頼したのだから、複数社から連絡が来ます。「一括査定を使ったのに電話が来た」は、「レストランで注文したのに料理が来た」と言っているのに近い。

どの一括査定サイトを使っても、これは同じです。

だから、比べるべきは別のこと

では、サービス間の違いはどこにあるのか。「連絡が来ないかどうか」ではなく、「来たあとに助けがあるかどうか」です。

その意味で、お断り代行があるイエイは、この問題への答えを持っている側だといえます。

現実的な対策

そもそも、連絡の量は自分でコントロールできます

  • 依頼先を2〜3社に絞る(表示された全社に依頼する必要はない)
  • 電話が取りにくいなら、備考にメール希望と書く
  • 対応できる時間帯に申し込む(深夜に申し込めば、翌朝一斉に来る)
  • 断りたくなったら、お断り代行を使う

3社でも、比較の目的は十分に果たせます。「たくさん依頼するほど良い」わけではありません

どの一括査定を使っても、複数社から連絡は来ます。これはイエイ固有の欠点ではなく、仕組み上そうなるもの。違いは「連絡が来ないか」ではなく、来たあとに助けがあるかです。

なぜ無料で使えるのか

なぜ無料で使えるのか

「タダより高いものはない」と言います。仕組みを知っておくと、判断が変わります

お金の流れ

一括査定サイトは、提携する不動産会社から広告費や成約時の手数料を受け取って運営されています。

  • 売主(あなた) → 無料で使える
  • 不動産会社イエイに費用を払う
  • イエイ → 売主を不動産会社に紹介する

つまり、イエイにとっての顧客は、不動産会社の側でもあるということです。

これを知ると、何が変わるか

不動産会社は、費用を払って、あなたを紹介してもらっています。だから熱心に営業します。それは当然のことです。

同時に、あなたには、断る権利があるということでもあります。査定を依頼したからといって、媒介契約を結ぶ義務も、売却する義務もありません

「費用をかけてもらったから申し訳ない」と感じる必要は、まったくありません。それは彼らのビジネスモデルであって、あなたの負債ではありません。

なお、査定が無料であることと、売却全体が無料であることは別です。実際に売却を進めれば、仲介手数料などの費用は通常どおり発生します。

イエイは「取次」であって、契約の当事者ではない

ここは、利用規約を読まないと気づけない重要な点です。宅建士として、あえて指摘しておきます。

イエイの利用規約には、次の趣旨が明記されています。

  • 本サービスの内容は、加盟企業に対する「査定実施依頼の取次」である
  • 加盟企業との契約は、利用者と加盟企業との間で直接行うものとする
  • 当社は、契約の当事者にも代理人にもならず、契約の締結の媒介も行わない
  • 加盟企業と利用者との契約の成否・内容・履行等について、当社は一切責任を負わない

つまり、イエイの役割は「紹介するところまで」です。査定額の交渉も、媒介契約の内容も、その後のトラブルも、あなたと不動産会社の間の話になります。

これはイエイが不誠実だという意味ではありません。一括査定サイトは基本的にどこもこの構造です。知らずに使うと、期待とズレるという話です。

だから、会社選びは自分の責任になる

この構造がわかると、やるべきことが変わります

「イエイが紹介してくれた会社だから安心」ではなく、紹介された会社を、自分の目で選ぶ。査定額の根拠を聞き、担当者の対応を見て、納得できなければ断る

お断り代行が価値を持つのも、この構造があるからです。契約の判断は自分でしなければならない。だからこそ、「断る」という選択を支えてくれる仕組みに意味があるのです。

イエイが向いている人・向いていない人

イエイが向いている人・向いていない人

ここまでを踏まえて、整理します。

向いている人

  • 営業電話が不安、断るのが苦手
  • 複数の一括査定を併用したい(加盟店以外も断ってもらえる)
  • 地方や郊外の物件(全国47都道府県対応)
  • 一般的な住宅以外を売りたい(工場・倉庫・店舗・農地・山林など)
  • 運営元の信頼性や個人情報の管理を重視する

向いていない人

  • 匿名で相場だけ知りたい(個人情報の入力が必須)
  • まだ売る気がない(営業連絡が来る)
  • 提携社数の多さを最重視する(1,700社は多いほうではない)
  • 大手だけに絞りたい(大手6社共同運営型のほうが目的に合う)

他のサービスとの使い分け

どれか1つが正解ではありません。目的の違う2サイトを併用するのが、いちばん失敗しにくい使い方です。

  • 営業電話が不安・断るのが苦手 → イエイ
  • 大手だけで比較したい → 大手共同運営型
  • 地方・郊外の物件 → 地域会社に強いサービス
  • マンションを売る → マンション特化型

詳しくは【不動産一括査定サイトおすすめ比較】でも解説しています。

イエイを使ってみる

査定の依頼は無料で、全国47都道府県に対応しています。依頼後は複数の不動産会社から連絡が入りますが、断りづらいときはお断り代行サービスを利用できます。

依頼する前に、国土交通省の不動産情報ライブラリで近隣の成約価格を確認しておくと、提示された査定額が妥当かどうかを自分で判断できます。

イエイの公式サイトで無料査定を依頼する

宅建士から見た、一括査定の正しい使い方

宅建士から見た、一括査定の正しい使い方

最後に、サービスの評判より大事な話をします。

一括査定は「相場を知る道具」ではない

多くの人が誤解しています。一括査定は、相場を知るための道具ではありません

相場を知ったうえで、任せる会社を選ぶための道具です。

順序が逆になると、こうなります。相場を知らないまま査定額を見る → どれが妥当か判断できない → いちばん高い額に飛びつく → 売れ残る。

先に相場を調べる

だから、順序が決定的に重要です。

国土交通省の不動産情報ライブラリで、近隣の成約価格を確認してから査定を依頼する。そうすれば、提示された金額が高いのか安いのか、自分で判断できます

これをやるかやらないかで、一括査定の価値はまったく変わります。

高い査定額に飛びつかない

もう一つ。査定額は「売れる保証のある金額」ではありませんあくまで予想価格です。

媒介契約を取りたいために、相場を無視した高値を出す会社もあります。そして売り出したあと、「反応がないので下げましょう」と言われる。これは実際によくある話です。

見るべきは金額そのものより、その根拠を具体的に説明できるか

  • 「近隣でこの価格の成約事例がある」と示せるか
  • 販売戦略を具体的に説明できるか
  • 質問に誠実に答える
  • デメリットも伝えてくれる

根拠を語れる会社を選ぶ。これが、宅建士としていちばん強く言いたいことです。

査定を依頼する前の4ステップ

ここまでの内容を、実際に動く順番に並べます。①を飛ばすと、あとの3つが機能しません

STEP
先に相場を自分で調べる

国土交通省の不動産情報ライブラリで、近隣の成約価格を確認します。相場観がないと、提示された査定額が高いか安いか判断できません。

STEP
連絡を受けられる状態にしてから依頼する

査定を依頼すると複数社から連絡が来ます。仕事中に電話が取れないなら、メール希望である旨を備考に書き、対応できる時間帯に申し込みましょう。

STEP
依頼先は絞ってもいい

表示された会社すべてに依頼する必要はありません。連絡の量を抑えたいなら2〜3社に絞る。それでも比較の目的は果たせます。

STEP
断るときは遠慮しない

断りづらければ、お断り代行を使えば問題ありません。イエイの加盟店以外への連絡も代行してもらえます。断ることに罪悪感を持つ必要はありません。

断ることに、罪悪感を持たない

そして、合わないと思ったら断る

断りづらければ、お断り代行を使えばいい。それはサービスとして用意されているものであって、使うことに引け目を感じる必要はありません。

家を売るのは、人生で数えるほどしかない大きな取引です。遠慮して納得のいかない選択をするには、金額が大きすぎます。

イエイに関するよくある質問(FAQ)

イエイに関するよくある質問(FAQ)
イエイの運営会社はどこですか?

株式会社じげんです。東証プライム市場に上場しており、イエイの公式サイトにも明記されています。じげんは人材・不動産などの領域でマッチングサービスを複数運営している企業です。運営元が上場企業であることは、個人情報の管理体制や事業の継続性を判断するうえで一つの材料になります。イエイはプライバシーマーク(Pマーク)も取得しています。

イエイの評判は実際のところどうですか?

サポート体制への評価が高い一方、営業電話の多さを指摘する声があります。 良い評判として挙がるのは「複数社を比較しやすい」「サポートデスクの対応が良い」といった点。悪い評判として多いのは「いろんなところから電話が来て煩わしい」という声です。ただし後者は、イエイ固有の問題ではなく一括査定という仕組みそのものの性質です。複数社に依頼するので、複数社から連絡が来ます。

お断り代行サービスとは何ですか?

不動産会社への断りの連絡を、イエイのサポートデスクが代わりに行ってくれるサービスです。公式サイトでは「不動産の担当者の方が熱心で断りづらい」「対応が不誠実な会社があった」といった場合に利用できるとされています。注目すべきは、イエイの加盟店以外へのお断り連絡も代行すると明記されている点です。他の一括査定サイト経由で依頼した会社も断ってもらえるということになります。

イエイの提携社数1,700社は多いのですか?

一括査定サイトの中では、多いほうではありません。 提携2,000社を超えるサービスもあり、この点はイエイの弱点として指摘されることがあります。ただし、提携社数が多い=良いサービス、とは限りません。重要なのは総数ではなく、あなたの物件がある地域に、対応できる会社が何社あるかです。提携社数の多さだけで選ぶと、判断を誤ることがあります。

イエイは匿名で査定できますか?

できません。 査定を依頼する以上、物件情報と連絡先の入力が必要です。「相場だけ知りたい」「まだ売る気はない」という段階の人には向きません。 その目的なら、国土交通省の不動産情報ライブラリで近隣の成約価格を無料で確認するほうが確実です。個人情報を渡さずに済みますし、実際の取引価格がわかります。

イエイの営業電話はしつこいですか?

依頼する会社数によります。 一括査定の仕組み上、依頼した会社の数だけ連絡が来ます。5社に依頼すれば5社から来ます。これはどの一括査定サイトでも同じです。連絡を減らしたいなら、依頼先を2〜3社に絞るのが確実な対策です。それでも比較の目的は果たせます。負担に感じたら、お断り代行を使えます。

イエイの利用は無料ですか?

売主の利用は無料です。 一括査定サイトは、提携する不動産会社から広告費や成約時の手数料を受け取って運営されています。そのため、売主は費用をかけずに複数社の査定を受けられます。ただし、その後に売却を進めれば、仲介手数料などの費用は通常どおり発生します。査定が無料であることと、売却全体が無料であることは別の話です。

イエイはどんな物件に対応していますか?

幅広く対応しています。 公式サイトの入力フォームでは、分譲マンション・一戸建・土地のほか、マンション一棟・アパート一棟・ビル一棟・ビル一室・工場・倉庫・店舗・事務所・農地・山林などが選べます。一括査定サイトの中には、農地や店舗・工場を対象外としているサービスもあるため、一般的な住宅以外を売りたい場合は候補になりやすいといえます。

イエイと他の一括査定サイトは、どう使い分ければいいですか?

目的で分けるのが現実的です。 営業電話が不安、断るのが苦手ならイエイ。大手だけに絞りたいなら大手共同運営型。地方や郊外の物件なら、地域会社に強いサービス。マンションならマンション特化型。どれか1つが正解ではなく、目的の違う2サイトを併用して、大手と地域の両方を比較するのが、いちばん失敗しにくい使い方です。

査定額がいちばん高い会社を選べばいいですか?

それは危険です。 査定額は「売れる保証のある金額」ではなく、あくまで予想価格です。媒介契約を取りたいために、相場を無視した高値を出す会社もあります。見るべきは金額そのものより、その根拠を具体的に説明できるか。「近隣でこの価格の成約事例がある」と示せる会社は信頼できます。高値に飛びつくと、売れ残って値下げを繰り返すことになりかねません。

査定を依頼したら、必ず売らないといけませんか?

その義務はありません。 査定はあくまで価格の見積もりであり、依頼した会社と媒介契約を結ぶ義務も、売却する義務もありません。相場を把握した結果「今は売らない」という判断も当然あり得ます。ただし、査定を依頼した以上、不動産会社からの営業連絡は来ます。そこは理解したうえで申し込んでください。

イエイを使うとき、いちばん大事なことは何ですか?

先に自分で相場を調べておくことです。 相場観がないまま査定額を見ても、それが高いのか安いのか判断できません。国土交通省の不動産情報ライブラリで近隣の成約価格を確認してから査定を依頼すれば、提示された金額の妥当性を自分で判断できます。一括査定は「相場を知るための道具」ではなく、「相場を知ったうえで、任せる会社を選ぶための道具」だと考えてください。

まとめ

イエイは、「営業電話が不安な人」に向いた一括査定サイトです。

  • 運営は東証プライム上場のじげん2007年から15年以上全国47都道府県対応
  • 最大の特徴はお断り代行加盟店以外への連絡も代行してもらえる
  • 一方、提携1,700社は多いほうではなく匿名査定はできない
  • 営業電話が来るのは一括査定の仕組み上当然。イエイ固有の欠点ではない

そして、いちばん大事なこと。先に相場を自分で調べてから使ってください。一括査定は「相場を知る道具」ではなく、「相場を知ったうえで、任せる会社を選ぶ道具」です。

あわせて【不動産一括査定サイトおすすめ比較】【不動産一括査定はやめた方がいい?】【家を高く売るためにやるべきこと】もご覧ください。

免責事項

本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定のサービスの利用を推奨・保証するものではありません。記載しているサービス内容・提携社数・運営体制などは、執筆時点で公式サイト等に公表されている情報にもとづくものであり、当編集部が実際に査定を依頼した体験にもとづくものではありません

サービスの内容、提携社数、対応エリア、キャンペーン等は変更される場合があります。最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。査定額はあくまで予想価格であり、実際の売却価格を保証するものではありません。売却の判断にあたっては、必要に応じて宅地建物取引士等の専門家にご相談ください。

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この記事を書いた人

競売物件を専門に扱う不動産会社に勤務し、その後独立。住宅ローンを返せず家を手放す方を、数多く見てきました。その多くは「知らなかった」ことが原因でした。だからこのサイトでは、買う前・売る前に知っておけば防げることを、デメリットも隠さずに書いています。宅地建物取引士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士。

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